ちりめんじわとは、皮膚の浅い層にできるしわのことです。眉間にできる深いしわとは違って、あまりに気にしない方もいるようですが、ちりめんじわを放置していると深いしわになってしまいます。そのため、早めの対処が必要です。
それでは、ちりめんじわの原因と改善方法を紹介します。

肌の構造とちりめんじわ

ちりめんじわができる原因を説明する前に、皮膚の構造について確認をしておきましょう。

皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」で構成されています。
表皮は肌表面にあり、表皮の最も外側の角質層は外部刺激や水分蒸発から守るバリア機能をしています。
真皮にはコラーゲンやエラスチンが存在していて、肌の弾力を保っています。
皮下組織はほとんどが脂肪でできていて、クッションのような役割をしています。

ちりめんじわと関係が深いのは表皮です。皮膚の表面には「皮溝」をいう細かい網の目状の溝があります。この溝に囲まれているところを「皮丘」といいます。
皮溝と皮丘によって作られる模様が均一だとキメが整っているといいます。ちりめんじわは、この構造が乱れて目に見える形としてしわとなって現れたものです。

ちりめんじわができる原因

ちりめんじわができる原因は主に3つです。

1つめは乾燥です。
肌が乾燥をすると肌表面が萎縮をしてキメが乱れてしわになります。
2つめは紫外線です。
紫外線を浴びると活性酸素が発生をして肌老化が進み、肌のバリア機能が低下をして水分量が低下をします。
3つめは加齢です。
年齢を重ねると肌代謝が衰えて、古い角質がたまったり肌の水分保持力が低下をします。

改善方法

ちりめんじわは乾燥が原因となります。
空気の乾燥は肌の乾燥を招くので、室内の湿度には気をつけましょう。夏場でもエアコンを使用していると空気が乾燥するので、加湿器を使用したり洗濯物を干したりして加湿をします。

スキンケアでは保湿化粧品を使用します。保湿力が高い美容成分は、ヒアルロン酸、コラーゲン、NMF、セラミドなどです。目元や口元は乾燥しやすくちりめんじわができやすい部位なので、特に保湿に気をつけてください。皮脂分泌が少ないようなら、油分を含んだクリームを使用するとよいでしょう。
肌をこするとバリア機能が低下をして乾燥しやすくなるので、スキンケアの際には、肌をこすらないようにしてください。

血行が悪くなると肌代謝が衰えてしまいます。入浴をしたり適度な運動をしたりして、血行を促しましょう。ビタミンEには血流をよくする働きがあります。カボチャ、アーモンド、オリーブオイル、うなぎなどにビタミンEが多く含まれています。