目尻や目元、口元に現れる複数の小さなしわのことを小じわもしくは「ちりめんジワ」と呼びます。

いろいろなシワがあるなかで特に老けた印象を与えるシワで、目元にシワがあるだけで5歳も10歳も老けてみられることもあるほどですから、特にケアしておきたい部分ですよね。

このちりめんジワも、最初は鏡でよく見なければわからないくらいの小さなシワから始まりますが、気を付けておかなければどんどん進行しやがて深いシワへと変わってしまいます。

小ジワだからといって油断せず、その都度処置をすることが大切です。

ちりめんジワの予防には毎日のエイジングケアが必要ですので、その原因と予防法についての知識をしっかりとつけて、万全の対策をしたいですね。

関連記事:ちりめんじわは早めにケアを原因と改善方法とは

ちりめんジワはなぜできる?

ちりめんジワの原因は主に乾燥であるといわれています。

通常では、肌の一番外側にある表皮の角質細胞にはバリアの役割があり、外部の刺激から肌を守ってくれています。

このバリアである角質細胞の保湿力は細胞間の脂質などの成分によって保たれていますが、それらのバランスが崩れることで角質層が乾燥してしまいます。

その結果、角質層が乾燥して壊れてしまうことで、小ジワが発生してしまうのです。

乾燥によって肌表面の角質層の水分が不足することで肌が柔軟性を失い、シワとして残ってしまうわけです。

特に10代や20代の若い世代の人にできるちりめんジワの原因は、老化ではなく乾燥によるものであることが多いかもしれません。

ちりめんジワは肌の一番外側の表皮のトラブル、つまり肌の表面にできた浅いシワだと考えられているので、早めの対策によって改善することができます。

ちりめんジワができる原因

前述した通り、ちりめんジワができてしまう最大の原因は「乾燥」です。

つまり肌の乾燥をいかに防ぐかが、ちりめんジワの予防となります。

冬などの冷たい乾燥した外気にさらされることによって水分が奪われ、肌が乾燥することはよく知られていますが、それ以外にも様々な要因によって肌の乾燥は引き起こされます。

例えば年齢とともに血行が悪くなったり、季節の変化による気温や湿度の変化へのカラダの対応力が低下することにより、新陳代謝が低下してしまいます。

それによって新しい細胞が生まれにくくなり、結果として肌の保湿力が低下・肌の乾燥を引き起こしてしまいます。

また、不規則な生活による血行の悪化や、睡眠不足からくるホルモンバランスの崩れによっても肌の新陳代謝が滞りがちになり、それが原因となって肌の乾燥が起こることもあります。

肌細胞は睡眠時に回復するため、睡眠不足は肌の乾燥の大敵なのです。

さらには過度な洗顔や肌の擦りすぎなどの摩擦によるダメージによっても肌は乾燥してしまいます。

これらの様々な要因によって肌の乾燥が起こり、それがちりめんジワへとつながっていくのです。

さらに、ちりめんジワを引き起こすもう一つの大きな原因として紫外線があります。

潤いのある肌を保つために必要不可欠なコラーゲンやエスラチンなどの成分が紫外線によって破壊されてしまうことで、肌のハリや弾力が失われてしまいます。

若い肌ほど紫外線によるダメージからの回復が早く、潤いのある肌を保ちやすいのですが、加齢による回復力の遅れによって、紫外線によるダメージが肌に現れやすくなってしまいます。

それによって肌がもとに戻る力が弱くなり、表情の変化による癖が戻らず小ジワやちりめんジワとして残ってしまうのです。

関連記事:ちりめんジワが目立つ原因について

できやすい人の特徴・悪い習慣

このように、肌の乾燥や紫外線によるダメージが原因でちりめんジワができやすくなってしまいます。

まずは強い紫外線や冬場の冷たい乾燥した空気に触れる機会の多い屋外での仕事をしている人や、夏・冬のエアコンによって空気が過度に乾燥しているオフィスなどにいる時間が長い人は要注意です。

乾燥した空気はもちろん、新陳代謝の低下による細胞の入れ替わりの遅れも悪影響です。

また、仕事のシフトなどが理由で生活サイクルが一定ではない人や、不規則な生活が続きがちな人も注意が必要です。

忙しさなどが原因で睡眠時間が確保できていない場合も危ないですね。

さらにはあまり水分を摂る癖がない人や脱水症状気味の人、過度なダイエット、便秘しやすい人は、いずれも体内の水分量の低下による肌表皮の水分の一時的な低下はさけられません。

これらの生活習慣による原因に加えて、正しいクレンジングや洗顔の知識がないことによる洗いすぎや擦りすぎ、流しすぎなどの癖は、肌の水分を奪い乾燥を引き起こします。

もしくは、刺激が強すぎたり自分に合わないクレンジングや洗顔は、保湿に必要不可欠な皮脂や保湿因子・セラミドといった成分まで洗い流してしまいます。

皮脂によって自然に潤いが保たれているのが正常であるにもかかわらず、間違った洗顔によって古い角質層だけでなく肌に必要な皮脂や若い角質層まではがしとってしまうことで、肌の乾燥や肌荒れが起こってしまいます。

これらのうち一つでも思い当たる点がある場合は、肌の乾燥によるちりめんジワができやすい人であると言えるでしょう。

ちりめんジワができやすい環境であることを自覚し、なるべくそのような環境に身を置かないようにすることが大切です。

また何よりも肌の乾燥が危険信号ですので、乾燥を防ぐために日頃から肌の保湿を意識して行うようにしましょう。

ちりめんジワができてしまったら…その改善方法について

ちりめんジワができないように肌の乾燥を予防することが何よりも大切ですが、ちりめんジワができていることに気づいたらすぐにケアをすることも非常に大事です。

ちりめんジワは肌の表面にできた浅いシワですが、ケアを怠ってそのまま肌のダメージが続くとどんどんシワが深くなり、もとに戻らなくなってしまうからです。

ですからちりめんジワに気づいたらすぐに保湿力の高い成分が配合された化粧水や美容液・保湿クリームなどで保湿ケアを徹底して行うことが重要です。

保湿は単に肌に潤いをあたえるだけではなく、その潤いを保つという意味もあるため、保湿成分には水分が逃げないように保持する働きがあるからです。

そして代表的な保湿成分としてヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどがあります。

手軽にヒアルロン酸を試すなら、ヒアロディープパッチというアイテムがあります。

関連記事:ヒアロディープパッチの効果は?実際に使ってみた効果と評判

また、保湿成分は化粧水などの水溶性の保湿成分と、クリームや乳液などの油溶性の保湿成分に分類されます。

まずは水溶性の保湿成分で肌にたっぷりの水分を与え、その後水分が蒸発して逃げないように油溶性の保湿成分でふたをする方法が有効です。

このような日常的なケアに加えて、週に1、2回のスペシャルケアも取り入れたいものです。

例えば保湿パックなどを行うことで、保湿成分などの美容成分が角質細胞に浸透・定着し、肌に水分を十分に与えることができるでしょう。

また、ちりめんジワ対策には保湿ケアに加えて紫外線対策も必要不可欠です。

紫外線対策は1年中行う必要がありますが、特に紫外線の多い4~9月は念入りに対策をしましょう。

なるべく紫外線を浴びないようにするに越したことはありませんが、季節や場所に応じて日焼け止めなどの化粧品やサングラス、帽子、日傘などを効果的に使って紫外線によるダメージから肌を守るように心掛けましょう。

どうしても老けた印象を与えてしまいがちなちりめんジワですから、肌に現れてしまうと気分も沈みがちですよね。

しかし、ちりめんジワは乾燥が主な原因ですし、肌の表面に現れたばかりの浅いシワですので、早めの保湿対策によって改善することが十分可能です。

できてしまった小ジワやちりめんジワはなかなか消えてくれない印象がありますが、発見したらすぐに保湿ケアを始めて、それを根気よく続けることが大切です。

一朝一夕には改善しませんので、スキンケアだけではなく日頃の生活習慣から見直してみて、焦らず少しずつ良くしていくつもりで頑張りましょう!