化粧品やサプリメントなどでおなじみのヒアルロン酸ですが、どのよな効果が期待できるのか知っていますか。美肌を目指すには、自分の肌にあった美容成分を選ぶことが大切です。ヒアルロン酸にはどのような効果があるのかを知って、上手に使いましょう。

肌に存在するヒアルロン酸の働き

もともと人の皮膚にはヒアルロン酸が存在しています。皮膚以外では軟骨、目、脳、関節液などにも多く含まれています。
ヒアルロン酸には水分を保持する働きがあります。皮膚は表面から表皮・真皮・皮下組織で構成されていますが、ヒアルロン酸は真皮層に多く存在してます。真皮のコラーゲンやエラスチンのすき間を埋める用に存在しており、水分を保持しています。水分が保持されることでクッションのような役割を果たします。ヒアルロン酸が減少をすると肌が乾燥をして、ハリや弾力が失われます。

化粧品に配合されるヒアルロン酸の効果

肌にはバリア機能があり、外部からの成分を簡単には通さないようになっています。ヒアルロン酸は分子が大きな成分なので、肌表面にとどまってしまい、真皮層にまでは到達しません。つまり、ヒアルロン酸配合の化粧品を使っても、真皮層にあるヒアルロン酸を増やすことはできないのです。
では、なぜ化粧品にヒアルロン酸が配合されているのでしょうか。
ヒアルロン酸には水分を保持する働きがあり、肌表面にとどまったヒアルロン酸は、肌の水分蒸発を抑えてくれます。この保湿力により、乾燥による小ジワの予防や肌のバリア機能のサポート効果が期待できます。
分子を小さくした低分子ヒアルロン酸という成分もあります。低分子化することで浸透力が高まっており、角質層にまで浸透をします。保湿力は一般的なヒアルロン酸の2倍あるといわれています。長時間にわたって潤いを保持して、もちもちした手触りの肌へと導きます。

ヒアルロン酸を経口摂取したときの効果

ヒアルロン酸は食事から摂取できます。ヒアルロン酸を多く含む食品は、豚足、フカヒレ、魚の目玉、鶏冠、鶏皮、手羽先、海ぶどうなどです。豚足や手羽先などは普段口にすることはありますが、その他は日常的には摂取しません。
食品に含まれるヒアルロン酸は分子が大きく、腸から吸収されにくいといわれています。ところが、近年は技術の進歩によって低分子化したヒアルロン酸を開発できるようになり、低分子ヒアルロン酸を配合したサプリメントやドリンクなどが販売されています。
ヒアルロン酸を配合したサプリメントを摂取することで、膝の痛みの緩和や肌の水分保持力の向上といった効果が期待できます。